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入れ歯、がん危険因子に 新潟大教授ら研究

●入れ歯、がん危険因子に 新潟大教授ら研究

 入れ歯は、口の中の粘膜表面にできる扁平上皮がんの危険性を高めるとの研究結果を、新潟大の朔敬(さくたかし)・教授(口腔病理学)らが25日までにまとめた。同教授は「長年の使用で変形して擦れることや、アレルギー、手入れの悪さが原因だろう」として、定期的な受診を勧めている。

 福岡市で29日から開催される日本癌学会で発表する。

 朔教授らは、新潟大病院で受診した扁平上皮がん患者80人と、通常の浸潤性口腔がん患者100人を比較した。

 上皮がんは、歯の治療を受けた人に多い傾向があり、入れ歯の周囲などでの再発は平均約3回と、通常のがんの3倍だった。また、口内のがんの主な危険因子とされる飲酒、喫煙の量は、上皮がん患者は通常のがん患者よりかなり少なかった。

 こうしたことから朔教授らは「入れ歯などは上皮がんの危険因子の一つ」と結論づけた。《1》骨の変形で形が合わなくなった《2》素材が溶け出してアレルギーを起こした《3》手入れ不足で不潔な状態だった――ため、炎症が持続的に起きたのが原因と推測している。

IndepenDent Net 日刊ニュース(2004年9月28日)より。



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