3DX増設工事
今日は日曜日。モリタの方5~6人が、3DCT(3DX)の 80x80 の バージョンアップの増設工事のために来てくれた。
これでフルマウス、上下全顎を一度に撮影できるようになります。つまり、無歯顎、従来の総義歯の方用、上下多数歯欠損の患者さん用に使用することができます。お休みの所有難う御座いました。
・モリタの3DXはすごい。その画質では他社とは比べ物にならない程、群を抜いている。そのすごさは、海外の有名大学の教授がそれを使用して論文を書いていることで納得できる。彼らが3DCTレントゲンという客観的評価尺度としてこの3DXを使用しているのだ。
・海外におけるその知名度については、モリタの社員はあまりわからないようだが、アピールする上で、何とももったいない話だ。
・因みに海外での名称は、Accuitomo と言うのであるが、ベルン大学のProf.Buser D,イエテポリ大学の Prof.Lindhe J,リーベン王立大学の Prof.van Steenberghe D, らが論文を書く上で、Accuitomo を使用して GBR 後のインプラント周囲骨の評価、歯周病の骨吸収の3D評価をしている。
・これらをモリタの社員はわかって販売してはいないようだ。その価値は、彼らのすごさがわかる人が見ればわかるはずだ。
・そうだ。4~5年前にベルン大学にインプラント研修に行った時、 Prof.Buser が、まるで、愛娘を呼ぶかのように Accuitomo、Accuitomo と言っていたのを思い出す。
・インプラントを安全に行うためには、3DCTが常設されている歯科医院で手術を行うべきだ、という時代がすぐここまできている。 何とも患者さんにとって安心できる時代になった、と思う。