2005.10.14
10月14日(金)
今日の患者さんで印象に残っている一人目は○○さん。抜歯を宣告されて両隣りの歯を削ってブリッジと言われて歯を削られるのが嫌で来院されました。この頃こういう方が増えています。そもそも削った歯は元には戻りませんから歯は可及的に削るべきではないでしょう。それが浸透しつつあります。
二人目はXXXXさん。糖尿病で内服薬服用中。かつタバコを吸われる方です。私は、第一に患者さんには「(軽度)糖尿病でしたら、禁煙をしなければインプラント手術は行いません。」と言いました。私がインプラントを行わない対象者=インプラント禁忌と考えている方は、「インシュリン注射を打っている糖尿病患者でタバコを吸っている方」です。そもそもトラブルを起こしたくないからです。「インシュリン注射を打っている糖尿病患者でタバコを吸っている方」は失敗する確立が高くなるから行わないのです。触らぬ神に祟りなしです。行う以上は、10年以上もってもらいたいのでタバコを止めて頂き少なくとも失敗のか可能性を下げてから行いたいと思っています。