10月11日(火)
印象に残っている今日の患者さんは、○○さん。とある大学病院のインプラント科でインプラントオペを行った方。二次オペ後歯肉が痛くなって来院された。
患者さんの訴えでは、痛い部分(下顎両側6番)とそうでない部分(左下顎5番)がある。よ~く観察すると痛い部分は頬側の付着歯肉がない。あれだけ顕著に症状がでる患者さんも珍しいが、二次オペ(=頭出し=付着歯肉獲得の機会)を行うんだったらもう少し、考えて行ってほしい。多分あれはパンチアウトで行っている。それ故頬側の付着歯肉が欠如した形になってしまったと予想できる。もしくは、そうでなかったら、よほど、歯周外科の知識技術がない先生である。患者さんも「知らないから、知識とか評判とか、もしくは宣伝とかがないから大学病院へ。」と言っていた。
当然行うのは問題ないのであるが、あれでは・・・。と思ってしまった。歯周外科の知識があるのだろうか?患者さんは大学と言うネームバリューで来院してきているのであって、その先生の腕で来ているのではない。「勉強しなくても患者は満足している」と思っているのだろうか?
私も100%成功している訳ではないので大それたことは言えないが、少なくとも他の歯科医師より、勉強し、知識を備え、技術を磨こうとしている。趣味の域である。結果的に患者さんのためになっている。そう言えば、10月は、ほとんど土日は講演会講習会出席だ。嫁さん、ごめん。京ちゃん(長女)、圭ちゃん(次女)、ごめん。