12月18日今日のオペ
今日のオペで、一人は、67の下顎管までの距離が両方約9.5mmです。普通でしたら、骨移植かショートインプラントか?、どちらかが選択されるところです。骨移植を避け、Φ4.1mm長さ8mmのショートインプラントを2本埋入しました。連結すれば問題ありません。患者さんはこちらの方をお選びになりました。正解と思います。
別の一人は、7番へのインプラント埋入です。上顎洞までの距離(骨高径)が約1mmです。しかし、30~40度傾斜埋入すると9mm骨高径があります。したがって骨移植を避けて傾斜埋入で対処しました。患者さんは、大いにして骨移植を好みません。私もあまりやりたくありません。患者さんにとっては費用もかさみますし外科侵襲も多いからです。術者の私にとっては骨移植は完成までの期間が掛かり過ぎます。よってあまり行いたくありません。しかし、行わなければならない時は経過を良好にする為に行っています。骨移植は、毎月3~5例行っています。年間30~40例は行っていると思います。開業医では多い方でしょう。
今日も患者さんの笑顔を見ました。インプラントを行っている患者さんは、良く噛めて問題なく経過します。問題を起こす患者さんは、ほとんどインプラントを入れていない当院ではあまりいませんが義歯の患者さんです。早くインプラントにされることをお勧めします。