1月13日
今日はオペ日。そして新患も3人来院されました。
今年になって、患者さんの紹介で何だか知りませんが、無歯顎(従来の総入れ歯のケース)もしくはそれに順ずるような欠損でインプラントを希望される方が多く来院されています。インプラント手術症例数は、1週間に約8~10症例行っています。その中で、無歯顎もしくはそれに順ずるケースが1週間に1例位あります。今日も患者さんの紹介で新患でそういった方が来院されました。相当お困りの様子です。んんん...!?何とかしてあげなくては...。一応、私の所では、総入れ歯とか多数歯欠損の場合は、約25%位の割引の治療費になり、それにある治療範囲では上限を設けています。それだからかどうかはわかりませんが、患者さんが多く手術を希望されます。
あらゆる方法を使って患者さんの満足度を上げるために、そして患者さんの金銭的負担が掛からないように、日夜勉強しています。そして患者さんに接しています。それ故に患者さんが来院されて下さるのでしょうか?
私が常々思っていることは、患者さんから頂いた治療費は次の患者さんの為の治療・歯科医院維持費及び勉強(これが一番大事なのであるが...)に費やすこと!絶対遊び金には使わないこと!・・・これは、これからの若い先生への提言であります。(ご隠居間近の先生は除く)
多少は(出来れば多大に)自分の時間(とお金)を犠牲にしても若い時の苦労は進んで自分から買うこと。初めから見返りを期待しているから駄目なんですよ。そんなことは患者さんの笑顔見たら、そして感謝の言葉を聞いたら忘れてしまいます。
繰り返します。若い時に自分から進んで苦労を買う気持ちがなくては、これから(未来)の成功はあり得ないでしょう。初めから計算して見返りを期待してはいけません。苦労は買っても背負うことです。
私はこうも思っています。勉強しない先生は、おそらく自分に跳ね返ってくるということ。つまり、自分が病気で困って病院に行ったら全然勉強しない先生、運が悪ければ昼間から酒の匂いをプンプンさせている先生が担当になってしまって、これは困った...さてどうしよう、っていうことになってしまうということ。あり得るのですよ!巡り巡ってっていうことです。どこの世界・業種でも勉強しない人は勉強しないし、医者だったら卒業した時の知識そのままの可能性があるのですよ~。
でも、そう思ったら悲しいじゃないですか?そうならないためにと思って勉強するのではなく、自分が患者さんだったらどうしてほしいか?を考えて日々研鑽しましょうよ。
話は変わりまして、私は、今は亡きお袋には、相当迷惑、心配を掛けた放蕩息子でありました。今、あるのは、本当にお袋のお陰だと思っています。今、私は、困っている患者さんのために一生懸命頑張っています。天国で見ていて下さい...。