2007.11.06
セカンドオピニオン
患者さんからセカンド、否、サードオピニオンかな?を求められることがある。
何年か前、インプラントの埋入で出来るか出来ないかである患者さんに質問された。当然できればインプラントを行いたい患者さんである。抜歯後にここにインプラントが埋入できるかと。
確かに下顎管までの距離が短く骨欠損も大きかった。その患者さんは何人もの先生にサード、フォースオピニオンを求めたようだ。
私は出来る。他の先生方3人は出来ない、等々。
インプラントをあまり行っていない先生方がサード、フォースオピニオンだったら、皆できない、やるべきでない、と言うだろう。
出来ない、と言うより、その先生方は、「やらない方がいい、ブリッジでいいじゃないか。」と自分の意見を押し付けてしまっている。さらには、「インプラントなんて危ない!」。これが、多数決の結果だったら信用してしまう。日本の現状はこうである。多数決でそっちの方を信用してしまう。んん~。
歯科医も患者さんが減少して自分の歯科医院に患者さんを集めるのに必死で引き止めて自分の所でブリッジを入れたいようだ。賢い患者さんになってほしい。歯は削られてなくなっていくのにな~!