5月30日(火)
今日は、火曜インプラント補綴の日。
補綴の日ですが、この頃思う外科のことについて。
餅は餅屋に。。。外科は外科医に。。。インプラントはインプラント専門医に。。。
外科は手術数が物を言います。
そこで、その評価なのですが、細かいかも知れませんが、数字のお遊びです。インプラント実績は①インプラントの埋入本数と②手術人数に分けて考えなければなりません。
例えば、無歯顎の(総入れ歯:歯が一本もない)患者さんに入れるインプラントの数。
上顎固定式を希望している場合。
ある先生は、1歯1本埋入し一顎に14本埋入。
ある先生は、ブリッジを考え一顎に10本埋入。
ある先生は、ブリッジを考え一顎に 8本埋入。
ある先生は、ブリッジを考え一顎に 6本埋入。
ある先生は、ブリッジを考え一顎に 4本埋入。
手術数は同じ1件ですが、埋入数は4本から14本です。
これらは・・・
どれがいいとかどれが悪いとかではありません。
ケースによって様々だからです。
私は、そのような場合、まず、即時荷重を念頭に考え、6本でできれば6本、できなかったら8本埋入します。
何を言いたいかというと、Drが実績を公表している場合、埋入本数より、年間の手術件数:年間何人手術をしているか?の方が評価される重要な要素のような気がするということです。
別な例えは、下顎67欠損(:2歯欠損)の場合、
2本埋入する先生と3本埋入する先生がいます。
使用インプラントに因りますが、私は、ほとんど全ての場合2本です。3本は必要ないと考えています。約10年、そのように行ってきて補綴(被せ治療)後、今まで100%トラブルがないからです。
それが積み重なって行くと、
30手術で、私は60本。3本埋入する先生は、90本になります。
埋入本数は60本と90本。しかし、手術件数は同じ30件。
ですから、埋入本数より、手術件数の方が、患者さんにとっては、有効な情報なのでは?と思うのであります。
・・・と考えると、 埋入本数÷手術件数 の数が多い先生は、1手術に埋入するインプラントの数が多い先生である。・・・患者さんから多く頂いている先生? ん~なことはないかも知れませんが、多少はある。。。
患者さんから見れば二つ目の例の場合、2本で済むものは2本の方がいいと思うのは私だけではないでしょう!!!。
患者さんは、そういう点も考えて評価すべきであると思うのですが、、、。
以上、症例数(手術件数)と埋入本数の数のお遊びでした。
明日への一歩は、 「数字の陰にはマジックあり。よ~く考えましょう! 患者さんの利益が最優先。・・・と考えると2歯欠損には2本埋入!」
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