5月22日(月)
今日は、月曜インプラント手術の日。
本日インプラントのオペ3人。4人のはずが一人患者さん日時を6月と勘違い。。。
1人目は下顎6番。通宝通り。10分で終了・・・・・・Straumann(ITI)インプラント使用。
2人目は上顎無歯顎8本埋入。即時荷重症例。歯科用CT見ると骨幅も骨高径も少ないです。。。左右両側上顎洞が4番近くまで落ち込んでいます。左右共両側56番は骨高径3mm。前歯部は日本人なら骨幅大体皆さん4~5mm。難症例です。加えて患者さんご希望の即時荷重のオペを前提にしています。大学病院及び補綴主導型インプラントに固執している先生なら腸骨採取してサイナスリフト&前歯部は一部ベニアブロック骨移植でしょう。患者さんはそれは絶対否。それを行ったらおそらく2週間以上入院で松葉杖。。。加えて約1ヶ月間歯なしの状態。選択によってこんなに違います。加えてサイナスリフトも嫌!しかし、実際行ってみるとこれだけは行わないとオペ中止になってしまいます。最初の予定は6本埋入予定でしたが、上顎左右5番6番が骨高径3mmで、かつ、即時荷重前提ですので、当初の6本埋入を前歯部にも2本追加して8本埋入に変更しました。8本中左最遠心の1本は All on Four のサイナス側壁開けて傾斜埋入のテクニックを駆使。口蓋側に10~15度傾斜させインプラント尖端をバイコルチカルに鼻腔側壁(上顎洞内側壁)~口蓋骨に維持を求め傾斜埋入。8本中の右最遠心のもう1本は同じく上顎洞前壁に維持を求め傾斜埋入。歯科用CTを見て大体のことは頭に入っていますが、CT画像と一旦開けて見たのではやっぱり違います。。。ここでオペの経験の差が問われます。あらゆるテクニックを駆使し、1本を除きを初期固定30Ncm以上を得て、即時荷重を行いました。いざ手術に入ったら相当難しく、それも初期固定を得るということが前提です。サイナスリフト、傾斜埋入、バイコルチカル、どれも経験の差が問われるテクニックです。この患者さんも先週の患者さんと同じく印象に残る我ながら工夫したオペでした。8本埋入中7本が初期固定30Ncm以上??? アンビリーバブル !!! でしたので、即時荷重を行いました。即興で作った仮歯が多少出っ歯になってしまいましたが(患者さんすみません。。。)、オペ当日に予定通り固定式の歯が入り、最後は丸く収まりました。。。・・・・・・Straumann(ITI)インプラント使用。
先週に引き続きこのようなオペばかり行っていると白髪が増えてしまうかも? でも満足感ありあり!
3人目は左上6番1本埋入、通宝通りの埋入で難なく終了。・・・・・・Straumann(ITI)インプラント使用。
3人目の患者さんが終わったら2番目の患者さんの即日荷重用仮歯を作製。。。終わったのが7時過ぎてしまいました。勉強会行こう思ったら7時半。この時間帯なら今日は無理。
桜咲く・・・
明日への一歩は、 「患者さんの利益を考えましょう。! 患者さんにとって何が一番有益か?・・・いつでもそれが第一優先!!!」
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