サンフランシスコ研修会4日目
今日からオペ見学でない研修会が始まった。
何とまあ~。今までのインプラント歯科 ITI Implant の概念と全く違う内容である。これはこれで参考になった。私も昔は多少こういうやり方を行っていたが、ITI Straumann でこういう治療のやり方をしているDrが他にいるとは...。
内容は、Straumann(=1回法=Dr.Buser法=ITI Consensus の内容がBible)インプラントを使用している先生には[「目からうろこ」の内容であろう。Straumann Implant でこの「ようなやり方を行っている先生は見たことがない。また、2回法インプラントを使用している先生が、2回法インプラントを使用してこの概念・このやり方を行おうと思って生物学的幅径が絡んでくるから無理がある。2回法インプラントでは骨吸収を起こしてしまう。彼らはストレスがメインで骨吸収が起きると信じているのでなかなか理解できなかった。
それ故2回法インプラントを使用している先生が Dr.Lamb &Dr.Kinsel に色々変な質問をしてきた。彼らは2回法インプラントの概念で話を進めているので全く理解できない。従来の2回法インプラントでは生物学的幅径に起因し骨吸収が起きる。しかし、彼らは骨吸収は力に起因していると言い張る。それ故質問内容が食い違い平行線状態だった。時間がもったいない。全部は聞き取れなかったが、1回法インプラントの生物学的幅径概念で話を進めているので、2回法インプラント使用している先生がはそれがわからず、あ~だ、こ~だ、と質問してきて Dr.Lamb も困っていた。とにかく、もう少し、一回法インプラントのことをわかってから受講しに来てほしい。私は、一回法インプラントを使用しているので、概念は当然理解できた。今回の研修会で、各地で講演会で講演しているような、アメリカで骨移植で超有名な先生が受講にしに来ており驚いた。時代はとにかく Minimally Invasive Implant Surgery に向かっている。自分で言うのも何だが、多分、今、私は時代の最先端を行っている。