3月17日(金)
今日午前中は講演をさ~と流して、午後はCinical Inovation という臨床のテクニックの紹介で、新しい方法を独自に考えているDrの発表です。各々のDrはなかなか 考えて工夫して臨床を行っています。
そう言えば毎年この学会にはポスター発表エントリーしています。今回も発表しました。今回の題名は、「Immediate Loading in Edentourous Maxilla using Straumann Implants:Straumannインプラントを使用した上顎無歯顎のイミディエートローディング(即日荷重)」でした。結構反響が強く、海外問わず、何人ものDrの目に止まり、昨日と今日で8~9人のDr(日本人3~4人外国人5~6人)に色々質問されました。昨日最初に質問されたのは、AO(アメリカインプラント学会)のポスターセッションで発表者がその場にいてちゃんと質疑応答しているか?をチェックするCommittee の係員の先生でして、非常に緊張しました。彼の最初の質疑応答は、先方がゆっくり質問してくれたので、その内容は理解でき、私のあまり流暢ではない英語で受け答えしましたが、質問に対しての返答には納得してくれたみたいで、ひと安心でした。と思いきや、係員の先生は「流暢ではない英語だが、この日本人は英語の受け答えが出来る」と思ったのか、ポスターの内容をじっくり読んでポイントとなることをそれぞれ何回も質問されてしまいました。その都度ぎこちない英語で返答しましたが、発表の内容に「Mm~.Good!」って納得して、隣りの先生の質疑応答に移っていきました。結構スリリングな時間を過ごすことができました。Commttieeの先生に、いくつも質問されるということは、質問するに値する内容だった、ということを意味します。その他の外国人にも何人か質問されましたが、結構「Good!」「Very Nice!!」っていう返答が返ってきました。特にイタリア人の先生は妙に関心を持ってくれて、この若造はすごい!(日本人は外国人に比べて若く見えるので?)って思ったのか色々質問してきて「Oh!Good!Very Good!」って目を丸めて納得していました。過去5~6年間の内、私が今まで発表した中で一番反響が強かったような気がします。そう言えば隣りでポスター発表していたDrは、韓国人のSoule National Univ.(この大学は、日本の東京大学に相当する大学です。世界に通用する超一流の大学のひとつです。)の補綴科の大学院生の先生で、一緒に質疑応答で待っている時、私の発表に相当興味があったのか、「この日本人相当すごい!」って思ったのか、ポスターを見入るように読んで、何回か質問もしてきまして、友達になってしまいました。そういう意味でも、今回発表したポスターに関しては色々実のある学会でした。
明日への一歩は、 「広い視野からものを見ましょう!そして、なるべく他人の批判を受け入れましょう。そうなったら伸びる価値があります!」
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