技工の変革
歯科技工フォーラムというところに行って来た。朝8時半からは、技工製品の展示会。10時からは、技工関係の講演が行われた。午前中だけ関係がありそうな内容を聞いてきた。
10時からは歯科医院&技工所の経営セミナーであった。聞くつもりはなかったが、少し聞いてみると、経営上ためになるというより内容が面白い。何とこれから向こう10年はインプラントを取り入れている歯科医院とそうでない歯科医院では・・・といったような内容であった。これからインプラントを行う予定の先生は既に遅いようなことも言っていた。結果的に勝負はついていると判断してもいいのか?んん~?私にとっては当たり前なのだが...。これから行う先生は切羽詰まって行う感じがある。これは見方を変えれば恐ろしいことかもしれない。
今年はジルコニアの認可が漸く下りるとか下りないとかで、技工の変革の年である。何と言ってもCAD/CAMで作製するジルコニアフレーム&ジルコニアポーセレンが注目されている。その内容が歯科医師と技工士さんが講演していた。これはためになった。当インプラントセンターでも自センター付属の技工所を新たに近くに開設する予定なので、一足早く今の新宿での技工所に設置し始動させたい。これは、材料費が同じだとして、技工士さんの仕事量が減り、材料自体の軽さが軽く、患者さんの審美にも一役買うことになる。注目したい材料である。