ボストン学会参加3日目
ボストン学会参加3日目。
今回の学会は日本人参加者が多い。日本人スピーカーが4人いるからだ。そのスタディーグループの先生方が一緒に来ているのだ。
その先生方とも少し話したのであるが、何と言うか、世界的に認められている代用骨(骨補填材)が先進国と言われる中で唯一日本だけが認可されていない。これは一種の驚きである。外国人歯科医からするとWhy?である。
今回も日本の厚労省の怠慢・無知に痛感してしまった。世界的に、本当にアメリカ・ヨーロッパの先進国のほとんどの国(ヨーロッパはEUでまとまっている。)の厚労省に相当する部署が安全と認めているのに、先進国と言われている中で日本だけが、何故か認めない。と言うより万が一の責任逃れのために薬事審査を全て先延ばしにしているらしい。法的に正法になるらしいある会社を通して入手するルートがあるようだが、一つの会社を通すと結局高く付いてしまう。何とまあ、馬鹿げた話だ。そういう会社を通せば法的に問題なくなるらしい。こんなのってあり???全て患者さんに付けが廻ってくる。ああ~ああ~。絶対的に使っていけないのならとも知らず、こうすれば使っていいとかの条件付き?日本の厚労省は腐っている。テレビ局が取り上げるのも無理はない。矛盾だらけだ。。。
学会の内容から逸れてしまった。私は、同じような学会に何回も参加しているので、今日の内容はスピーカーが半分同じなので、同じ内容を3~4回聞いてしまっている。同じスピーカーなので話す内容は同じなのは仕方がない。それ位多くの学会に行っているということか?まあ~仕方がない。
思うに「外国に行って勉強している時間・期間・回数が多ければ多いほど、それに比例してインプラント技術に熟練しているように思う。」いや~世界は刻々と動いている。それを知らないのは海外に目を向けない多くの日本人の先生方。早く現状を知ってほしい。